Garage Bandits....

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"GARAGE BANDITS"

それは2005年春から始まった。
その年の4月から6月にかけての僕は複数のバンドのライブツアーの為、ホテルを渡り歩く事が多かった。そしてその頃の僕は〆切りがあるような仕事も並行してやっていたので、自宅作業ができない事に頭を悩ませ......というか、もう買うしか無かった訳である。持ち運びできるパソコンを。

日頃からマックユーザーであった僕は迷わずPOWER BOOK 12"を買い、始めの一週間でいじり倒しました。そこで見つけたソフトがGARAGE BANDだったのです。こりゃ面白いオモチャを見つけたぞ! とワクワクした気持ちをすぐに伝えたのがガレバン塾一期生である田上 "TGMX" 修太郎師範代と片山 "MINIFLEX" ユウゴ師範代だったのです。

触り始めて1週間で企画は頭の中にほぼ完璧な状態でありました。あとは自分も想像していないサプライズが起こるか否か、起こるためには何を準備するべきか、そんな事ばかり考えながら曲作りを進めていきました。

こうしてできたガレバン塾記念すべき1枚目"GARAGELAND"が出る頃には塾生は10人くらいになっていました。これはジョークで塾長と言っていた自分からするとサプライズその1でした。そしてその2はAPPLEストアからワークショップのお誘いを受けた事です。なんとなくオフィシャル感が出たぞと良い気になれそうなので即引き受けました。このワークショップを東名阪でやった事が今から紹介するこの2枚目を作る事に繋がっていったと思っております。

長い前置きになってしまいましたが、こうして冗談のようだけどとっても真面目な企画コンピレーション"GARAGE BANDITS"。塾長による全曲解説いってみます。

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すいません、一曲目自分で。
「僕の部屋には窓が無い」まぁ、キッツイJOKEという事で。歌以外は全てノータッチノーエディットのAPPLE LOOPで構築されています。これはもはや意地以外の何ものでもありません。昔サンプリングのみでレコード作るぞ!と息巻いていた時を思い出しながら制作。ネオアコ室内楽BREAK BEATS。存在し得ない音楽を作りたかった。

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RIDDIM SAUNTERドラマーである古川太一のソロ作品。彼が優秀なドラマーである事はご存知な方も多いと思いますが、同時にとっても良いDJでもあるのです。オールドスクール的アイデアを06年使用に。細かく刻んだドラムループに彼の型落ちG4は悲鳴をあげていたそうです。今のとこ最年少塾生。

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花楓さんには驚かされました。周りのミュージシャン全員が息を飲むようなトラックをバンバン制作してはI-CHATでビュンビュン送ってくるのですから。DOPEなループを好む彼女の事をモデルと認識するのはもう止めました。彼女は優れたトラックメイカーでありシンガーなのです。他の塾生もそのポテンシャルにビビった紅一点による弦楽4重奏エレクトロガーリーPOP。(こういう売り文句がよくあるけどコレこそ本物ですってば)

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Nona Reeves西寺郷太による初ソロプロジェクト。もともと2005年末にAPPLE STORE銀座で開催されたガレバン塾の司会を半ば強制的にやってもらったところから参加が決まりました。コンピの趣旨にとてつもない早さで反応してきた彼のやる気がとても表れているFRESHなこの曲、ゴウタ君らしい80'S的発想DISCO〜到着点は宇宙みたいな問題作になったのでは? 途中の展開こそAPPLE LOOPの醍醐味だと思います。

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さすが一期生! 流石師範代!
片山君はどんな環境でも彼自身の音を鳴らします。今回もアイデアから条件、そしていわゆる音の質感までもがみんな同じ状況下にありながらもしっかりMiniflexなのです。そしてこのコンピレーションの縁の下を支える存在。ジャケットデザインも素晴らしい。

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HARVARD植田によるAORブレイクス。ループにかけたフィルターの開閉具合にこだわりを感じます。こうして同じ物を使用しても違うものに仕上がっていくのですね。歪みギターLOOP使いにやられましたよ。今から出るHARVARDのアルバムでは更なる新しい試みがなされているようなので楽しみで仕方ありません。

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これは一般公募で送られてきた作品です。
十数曲集まった中の唯一の歌ものという事で選ばさせて頂きました。Ymstさんおめでとうございます。そして応募してくれた皆様ありがとうございました。全部勢いたっぷりのオモロいトラックでした。またやる時は是非ともふるって参加して頂きたく思います。
しかし、普通に完成度高いなぁ。。。Ymstさん、今度遊びましょうね。

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FRONTIER BACKYARDドラマーのTDC氏ソロ作品。可愛らしく始まったMELLOWなベースラインとエレピ。じわじわと高揚していき怒濤のブレイクビーツに変化。景色が見えるような音を作る人だったんだなぁ〜と思いましたよ笑。しかし特筆すべきはチョップしまくったビートの気持ち良さ。塾長昇天させて頂きました。

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これは誰じゃ? 不思議な名前は...? と思ったらCUBISMO GRAFICO FIVEベーシスト村田シゲでした。この素敵な声の人はどこの誰じゃいっ! と脅しても教えてくれません。有名な方だったりするのか? それとも場末のパブで歌ってるガイジンさん? 誰だよ〜、シゲ〜教えてくれよ〜。
あっ、曲、良いね。

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FRONTIER BACKYARD増渕謙司氏はサントラ的なピアノインスト曲を出品。小さな教授または助教授的エイジアン感覚も確信犯だと思いますが、よくこのような音色をガレバン内で見つけたモノです。やはり無数にあるAPPLE LOOPの選び方も十人十色という事を再確認。そしてこの曲のピアノのトラック数が鬼の様な数だった衝撃は忘れません。曲名"教授" 洒落てます笑。

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大阪堀江のお洒落通りにあるFLAKE RECORDS店主、和田さんソロ作出品。彼は記念すべき心斎橋APPLE STOREでの初のガレバン塾の司会進行役でした。その時に次回は「参加してね」「はい、します」というやり取りのもと作ってもらいました。このレコ屋店主が一番乗りで作ってきたのでみんな焦りましたよ。しかもデキも超良いし。日頃から良い音楽に接しているレコ屋店主恐るべし。関西支部長に任命致します。
http://www.flakerecords.com/

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ソロアルバムリリース間もないSCAFULL KINGナリ君。さすがアルバムあげた後とあって勢いある録音物ですね。イントロからPHARAOH的ベースに移るとこが塾長的に評価高いです。ナリ君をMASTER LOW等のステージで観る事はあっても詳しくは知らない方も多いと思います。長いタイトルのソロアルバムとこの曲で彼の脳内が垣間見れます。この曲の展開に似て、ある種の変態であると言い切ります(←褒め言葉よ)。

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一期生。否、師範代。
とてつもない曲をこさえたもんです。何も言葉はいりません。とにかくTGMXワールドを堪能してください。
MASTER OF GARAGEBAND。僕は彼に新しいショートカットを教えてもらっています。

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